我思う、故に我あり
読み方
われ おもう、 ゆえに われ あり
意味
「自分は考えている」と自覚している限り、そのように考えている主体としての自分の存在は疑えない、という意味。あらゆるものを疑っても、疑い考えている自分の存在だけは確実であるとする、近代哲学の基本的な考え方を表す。
由来
17世紀フランスの哲学者ルネ・デカルトの言葉。1637年刊行の『方法序説』でフランス語の「Je pense, donc je suis(私は考える、ゆえに私はある)」として示された。ラテン語形「Cogito, ergo sum」が広く知られ、日本語では「我思う、故に我あり」と訳されて定着した。
分類・由来
備考
日常会話よりも、哲学・評論・自己省察に関する文脈で用いられる。原文はデカルトのフランス語であり、「コギト・エルゴ・スム」はそのラテン語形として広く知られる。
例文
- 哲学の授業で先生は、「我思う、故に我あり」は近代哲学の出発点となる命題だと解説した。
- あらゆる情報を疑っても、疑っている自分の意識まで否定することはできない。まさに「我思う、故に我あり」だ。
- 彼は日記の冒頭に「我思う、故に我あり」と記し、自分自身を省察することの大切さを示した。
類義語
- コギト・エルゴ・スム
- 我思う、ゆえに我あり