後生楽は今楽
読み方:ごしょうらく は いまらく
意味
後生(死後・来世)の安楽は、現世である今の行いによって得られるということ。来世での幸福を願うなら、今を怠らず、善い行いを積むべきだという仏教的な教えである。
由来
仏教の因果応報や輪廻の考え方を背景とすることわざ。現世での善悪の行為が、死後・来世の果報を決めるという思想に基づく。特定の経典にある一句としての出典や、日本で定着した正確な年代は明らかではない。
備考
仏教色の強い古風な表現で、現代の日常会話ではあまり用いられない。「今を享楽的に楽しめ」という意味ではなく、今の善行が後生の幸福につながるという意味である。
例文
- 祖母は、目先の利益だけを追うな、後生楽は今楽だと言って、日ごろから人に親切にするよう教えた。
- 彼は後生楽は今楽という考えから、困っている人を見過ごさず、地域の奉仕活動を続けている。
- 来世の安楽を願うなら、今の行いを正すべきだという後生楽は今楽の教えを大切にした。