学問は坂道の車
読み方:がくもん は さかみち の くるま
意味
学問は、坂道で車を押し上げるように、努力を続けて初めて進歩できるものだというたとえ。勉強を怠れば、坂道の車が後ろへ下がるように、知識や力も衰えたり遅れたりするため、絶えず学び続けることの大切さをいう。
由来
坂道で車を押す手を緩めれば車が後退するという身近な情景を、学問の継続的な努力にたとえた表現である。特定の著者・文献や成立した年代を示す確かな初出は不明である。中国の「学問は逆水行舟(進まざれば退く)」に通じる考え方もあるが、この日本語の定型句そのものの由来は明確ではない。
備考
「車」は自動車に限らず、荷車などの車輪のある乗り物を指す。日常会話よりも、学習の心得を説く文章やスピーチで用いられやすい。
例文
- 語学は一度休むと感覚が鈍る。学問は坂道の車というから、毎日少しずつでも勉強しよう。
- 資格試験に合格した後も、学問は坂道の車だと思って、新しい知識を学び続けている。
- 先生は、学問は坂道の車なのだから、分からないことを放置せず復習するようにと生徒に話した。