学問に近道なし
読み方:がくもん に ちかみち なし
意味
学問や技術を身につけるには、楽をして短期間で到達できる特別な方法はなく、基礎から地道に学び、努力を積み重ねることが必要だという意味。
由来
「学問に王道なし」を分かりやすく言い換えた形として広く用いられる表現である。「学問に王道なし」は、古代ギリシアの数学者ユークリッドが、幾何学を容易に学ぶ方法を求めたプトレマイオス王に対し、「幾何学に王道はない」と答えたという逸話に由来するとされる。原話は紀元前3世紀ごろだが、「学問に近道なし」という日本語表現の成立時期は明確ではない。
備考
「学問に王道なし」とほぼ同義。勉強だけでなく、技術の習得や研究など、時間をかけた努力が必要な場面にも用いる。説教的になり得るため、相手を励ます文脈では配慮するとよい。
例文
- 語学は毎日の積み重ねが大切だ。学問に近道なしと言うように、単語を一つずつ覚えよう。
- 試験直前だけ勉強しても、深い理解は得られない。学問に近道なしだ。
- 研究で行き詰まっても、資料を丁寧に読み直すしかない。まさに学問に近道なしである。