好漢時を待つ
読み方:こうかん とき を まつ
意味
すぐれた人物や志のある者は、才能を発揮して活躍できる適切な機会が来るまで、軽々しく行動せずに待つということ。ただ待つだけでなく、好機に備えて力を蓄えるという含みもある。
由来
「好漢」は中国語で、立派な男子・すぐれた人物、または侠客を指す語である。中国の英雄・侠客をめぐる語彙や思想を背景として、「人物は時機を待つ」という教訓が日本語のことわざとして定着した。特定の原典および正確な成立年代は未詳であるが、中国由来の表現として用いられてきた。
備考
やや硬く古風な言い回しで、文章語や激励の場面で使われる。「好漢」は本来男性を指す語のため、現代では性別を問わない相手には「時機を待つ」などと言い換えることも多い。待機だけでなく準備の継続を示す。
例文
- 今は基礎を固める時期だ。好漢時を待つというように、来るべき昇進の機会に備えよう。
- 彼は独立を急がず、好漢時を待つ心構えで資金と人脈を整えている。
- 実力があっても機会に恵まれないことはある。好漢時を待つつもりで、焦らず準備を続けるべきだ。
分類
類義語
- 時機を待つ
- 好機をうかがう
- 雌伏する
- 大器晩成