女房と畳は新しい方がよい
読み方
にょうぼう と たたみ は あたらしい ほう が よい意味
妻も畳も新しいものほどよい、という意味の俗諺。畳は新調したばかりが美しく香りもよいことから、若い妻・新しい妻をよしとする考えを表す。ただし現代では女性を物と同列に扱う差別的・時代遅れの表現として受け取られやすい。由来
正確な初出年は不詳。近世、特に江戸時代ごろからの俗諺とされる。畳は張り替えた直後の青さや香りが喜ばれたため、「新しい畳」と「新妻」を並べ、男性中心の家制度や婚姻観の中で生まれ、広まった表現と考えられる。備考
現代の日常会話で人に向けて使うと、女性差別・年齢差別と受け取られやすい。引用や歴史的説明以外では使用を避けるのが無難。例文
- 祖父は昔「女房と畳は新しい方がよい」と言ったが、今なら問題発言として受け止められるだろう。
- 落語の登場人物が「女房と畳は新しい方がよい」と口にして、時代背景を感じさせる場面だった。
- 「女房と畳は新しい方がよい」などということわざには、当時の男尊女卑の価値観が表れている。
- 彼は冗談のつもりで「女房と畳は新しい方がよい」と言ったが、周囲の空気は一気に冷えた。
- 授業では「女房と畳は新しい方がよい」を例に、ことわざにも時代の価値観が反映されることを学んだ。
類義語
- 畳と女房は新しい方がよい
- 女房と畳は新しいほどよい
- 女房と茄子は若いがよい
対義語
- 女房と味噌は古いほどよい
- 女房と鍋釜は古いほどよい