大食は命の取り越し
読み方:たいしょく は いのち の とりこし
意味
食べ過ぎることは、寿命を縮める原因になるという戒め。「取り越し」は、本来は将来の分を前もって使うことをいう。大食によって本来将来まで保つはずの命を先に使ってしまう、というたとえである。
由来
日本で成立した生活上の戒めとされることわざである。「取り越し」は、将来必要になる分を前借りしたり、先に使ったりする意味。大食をすると命を前取りする、すなわち寿命を縮めるという発想から生まれた。江戸時代には用例が見られるとされるが、作者・正確な初出年は不明である。
備考
「たいしょく」は主に「大食い・食べ過ぎ」の意味で読む。現代では医学的な格言というより、節度ある食事を勧める戒めとして用いられる。「取り越し」はやや古風な語。
例文
- 健康のため、夕食は腹八分目にしている。大食は命の取り越しと言うからだ。
- 若いからといって毎晩食べ放題に通うのはよくない。大食は命の取り越しだよ。
- 祖父は「大食は命の取り越し」を口癖にして、食べ過ぎないよう家族に教えていた。
分類
類義語
対義語
- 少食長命
- 腹八分目に医者いらず