夜明け前が一番暗い
読み方:よあけまえ が いちばん くらい
意味
困難や苦しみは、状況が好転したり成功したりする直前に、最も深く重く感じられることがあるというたとえ。つらい時期であっても、希望を失わずに努力を続けるよう励ます言葉として用いる。
由来
英語のことわざ・格言「It is always darkest just before the dawn.(夜明けの直前が最も暗い)」に由来するとされる。17世紀イギリスの聖職者・著述家トマス・フラーが1650年刊行の著作で述べた表現が源流の一つといわれる。日本語としていつ定着したかは明確ではない。
備考
励ましとして用いられる比喩表現。実際の空の明るさを厳密に説明する科学的表現ではない。「夜明け前が一番暗い時」と言うこともある。
例文
- 事業が軌道に乗る直前は資金繰りが苦しかったが、夜明け前が一番暗いという言葉を信じて踏ん張った。
- 受験勉強が最もつらい時期だと思うけれど、夜明け前が一番暗いともいうから、あと少し頑張ろう。
- 治療の効果が出るまで不安だったが、夜明け前が一番暗いというように、その後少しずつ回復した。
分類
類義語
- 明けない夜はない
- 止まない雨はない
- 冬来たりなば春遠からじ
- 苦あれば楽あり