四十八鷹
読み方:しじゅうはち たか
意味
鷹には多くの種類や呼び名があるとされたことから、物事の種類・品目が非常に多く、さまざまであることをいう。「四十八」は厳密に四十八種という数を表すよりも、数が多いことを表す語として用いられる。
由来
鷹狩りの文化の中で、鷹が年齢・性別・産地・姿などによって多くに分けられ、さまざまな名称で呼ばれたことに由来する。「四十八」は多さを示す慣用的な数と考えられる。成立した正確な年代や、特定の文献上の初出は不明である。
備考
現代の日常会話ではあまり使われない古風な表現である。鷹の数が正確に四十八羽・四十八種であることを述べる語ではなく、「種類の多さ」を強調する。
補足
- 「四十八手」と同じく、特定の技巧や方法が四十八通りあるという意味で捉えるのは不正確。主には鷹の種類の多さ、転じて物事の種類の多さをいう。
例文
- この店の茶葉は四十八鷹というほど種類が多く、初めてでは選びきれない。
- 江戸の染め色は四十八鷹のごとく多彩で、微妙な違いにも名前が付けられていた。
- 資料を集めてみると、同じ作物にも四十八鷹といえるほど多くの品種があった。
分類
類義語
対義語
- 千篇一律
- 画一的
対比・対照ことわざ
- 四十八茶百鼠