同声相応じ、同気相求む
読み方:どうせい あいおうじ、 どうき あいもとむ
意味
同じような声や考え方、気質を持つ者どうしは、自然に呼応し合い、互いに引き寄せられるという意味。価値観、趣味、志、立場などが似た人々は共感しやすく、集まりやすいことをいう。
由来
中国の古典『易経(えききょう)』乾卦の「文言伝」にある「同声相応、同気相求」が出典である。文言伝の成立時期は戦国時代から前漢期(おおむね紀元前3~2世紀ごろ)とされるが、正確な年代や作者は不明。日本では漢文の訓読として「同声相応じ、同気相求む」と読まれ、格言として定着した。
備考
漢文由来の格言で、日常会話ではやや硬い表現。通常は、人間関係や仲間が自然に集まることを前向きに述べる際に用いる。「同声相応ず」とする表記・読みもある。
例文
- 趣味も価値観も近い二人がすぐに意気投合したのは、「同声相応じ、同気相求む」ということだ。
- 同声相応じ、同気相求むと言うように、同じ研究課題に情熱を持つ人々が集まり、共同研究が始まった。
- 組織づくりでは能力だけでなく価値観の共有も重要だ。同声相応じ、同気相求むという側面があるからである。
分類
類義語
- 類は友を呼ぶ
- 同類相求む
- 同気相求む
対義語
- 水と油
- 氷炭相容れず