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千鈞の重み

読み方:せんきん の おもみ

意味

非常に大きな重さ、または非常に重大な責任・負担・事柄をいう。実際の重量を表すこともあるが、現代では、ある判断や役割が社会や組織に及ぼす影響の大きさを比喩的に表す場合が多い。

由来

「鈞」は古代中国の重さの単位で、一鈞は三十斤とされるため、「千鈞」はきわめて重い重量を表す。前漢(紀元前2世紀ごろ)の文人・枚乗が呉王を諫めた文に、「一縷で千鈞の重みをつなぐ」という趣旨の表現があり、『漢書』枚乗伝に収録されている。これに由来して、日本でも非常な重さや重大な責任の比喩として用いられるようになった。

備考

文章語・演説・報道などで用いられやすい硬い表現。単なる物理的な重さよりも、責任や判断の重大さを比喩的に述べる用法が中心である。

補足

  • 「千鈞一髪」と同じく、単に「危機一髪」の意味だとするのは誤り。「千鈞の重み」は非常な重さや重大な責任を表す。
  • 「千鈞」を「せんじゅん」と読むのは誤りで、読みは「せんきん」である。
  • 「千鈞」を「千金」と書き換えるのは誤り。鈞は古代中国の重量単位を表す。

例文

  • この決定には、会社の将来を左右する千鈞の重みがある。
  • 判決を言い渡す裁判官は、その言葉の千鈞の重みを深く自覚していた。
  • 私たちは一票一票に、社会を動かす千鈞の重みがあることを忘れてはならない。

分類

類義語

対義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字