医者上手にかかり下手
読み方
いしゃ じょうずに かかりべた
意味
医者は他人の病気を診て治療することには長けていても、自分が病気になったときには適切に他の医者にかかったり、養生したりするのが下手だということ。専門家でも自分自身のことになると判断を誤ったり、手当てを怠ったりしやすいことをいう。
由来
成立した時期や初出となる文献は不詳である。「医者」と「かかり下手(医者に上手にかかれないこと)」を対比させ、医師が自分の健康管理を後回しにしがちな様子を表した日本語のことわざとして用いられてきた。類似した表現に「医者の不養生」がある。
備考
「かかり下手」は、医者にかかることや治療を受けることが不得手という意味。医師に限らず、専門家が自分自身の問題には適切に対処できない場合にもたとえて使う。
例文
- 父は医者上手にかかり下手で、患者には休養を勧めるのに、自分の発熱は放っておいた。
- 健康診断を何年も受けていないとは、まさに医者上手にかかり下手だ。
- 専門家だからと安心せず、医者上手にかかり下手にならないよう、体調が悪ければ早めに受診しよう。