利息は寝て待て
読み方:りそく は ねて まて
意味
人に金を貸して元金を持っていれば、利息は時がたてば自然に入ってくるので、働き回らなくても待っていればよい、という意味。転じて、元手や仕組みを整えておけば、手間をかけずに利益が得られることをいう。
由来
正確な成立年や最初の作者は不明である。金を貸す側にとって、元金を貸しておけば利息は時の経過とともに生じるという金融・金貸しの感覚を表した日本のことわざである。江戸いろはかるたの「り」の札ではない。
備考
本来は貸し手の立場から利息収入をいう言葉。現代では預金利息が低いことも多く、何もせず確実にもうかるという意味で安易に用いるのは適切でない。
別表記
- 利子は寝て待て
- 利息は寝て待つ
- 利息は寝て待て、地代は起きて待て
補足
- 単に寝ていれば誰でもお金が増える、という意味ではない。元金を貸し、その利息を受け取る側の表現である。
- 銀行預金の利息についてだけいうことわざではない。もともとは金貸しなどが貸付金から得る利息を念頭に置く。
例文
- 資金を貸し付けた商人は、「利息は寝て待て」とばかりに、返済日まで慌てず待っていた。
- 不動産や株への投資について、祖父は「利息は寝て待てというが、まず元手とリスクをよく考えなさい」と話した。
- 毎月の分配金を当てにして何もしないのは危険だ。「利息は寝て待て」も、必ず利益が出るという意味ではない。
分類
類義語
- 果報は寝て待て
- 金は金を生む
対義語
- 働かざる者食うべからず
- 勤労は美徳
対比・対照ことわざ
- 地代は起きて待て