冤家路狭し
読み方
えんか みち せまし
意味
仲が悪く因縁のある者同士は、世間が広いようでも意外に狭く、思いがけない場所で出会いやすいということ。また、そのように気まずい相手や敵対する相手と偶然鉢合わせする場面をいう。
由来
中国のことわざ「冤家路窄(えんかろきょう)」に由来するとされる。冤家は恨みや因縁のある相手、路狭しは「道が狭い」の意で、敵対する者同士が逃れにくく出会ってしまうことを表す。日本に伝わった時期は明確ではない。
分類・由来
備考
「冤家」は単なる知人ではなく、恨み・対立・因縁のある相手を指す。現代では、苦手な相手との偶然の遭遇をやや冗談めかしていう場合にも用いる。
例文
- 取引先の受付で、かつて激しく対立した相手に会うとは、まさに冤家路狭しだ。
- 旅先の小さな駅で苦手な元上司と鉢合わせし、冤家路狭しとはこのことだと思った。
- 競合会社へ移った二人が同じ入札会場で顔を合わせた。冤家路狭しの場面である。
類義語
- 冤家は路狭し
- 冤家は道狭し