冗談も休み休み言え
読み方:じょうだんも やすみやすみ いえ
意味
冗談やふざけた発言も、度を越して繰り返してはいけない、いいかげんにやめなさいという戒め・叱責の言葉。相手の話があまりに非常識、または不愉快で、冗談として受け流せないときにも用いる。「休み休み」は、続けず控えめに、という意味。
由来
正確な初出や成立年は不明である。江戸時代に成立したとされる尾張いろはかるたでは、「し(じ)」の札として「冗談も休み休み言え」が採られており、これを通じて広く親しまれたとされる。日常の会話で、度を越した軽口を戒める表現として定着した日本のことわざである。
備考
本気の叱責にも、親しい間柄での軽いツッコミにも使うが、言い方によっては強く聞こえる。「冗談を一切言うな」ではなく、度を越した冗談をやめよという意味。
別表記
- 冗談も休み休みいえ
誤用・混同注意
- 「冗談を言うときは途中で休憩を取れ」という文字どおりの意味ではない。度を越した冗談や、繰り返される軽口をやめるよう戒める表現である。
- 冗談を全面的に禁止する言葉と受け取るのは不正確である。問題にしているのは冗談の回数や程度が行き過ぎることである。
例文
- 遅刻の理由をもっともらしく作り続ける彼に、部長は「冗談も休み休み言え」とたしなめた。
- 「昨日、宇宙人に会ったんだ」「冗談も休み休み言え。そんな話を信じられるか。」
- からかいが度を越しているので、笑ってごまかさず「冗談も休み休み言って」とはっきり伝えた。
分類
類義語
- 冗談もほどほどにせよ
- 悪ふざけもほどほどにせよ
- 冗談にも程がある