冗談から駒が出る
読み方:じょうだん から こま が でる
意味
軽い冗談や、ふざけて言った話がきっかけとなって、予想外に本当の出来事になったり、重大な事態へ発展したりすること。冗談半分の発言が現実になる場合にいう。
由来
成立の事情や初出文献は明確ではなく、正確な成立年も不詳である。江戸時代ごろから用いられてきたとされる日本のことわざ。「駒」は馬または将棋の駒を指すとする説があるが、語源を確定できる資料はない。冗談から思いがけず現実の結果が生じることを、印象的に表した表現である。
備考
「駒」は一般に馬や将棋の駒を連想させるが、意味の中心は「冗談が現実化すること」にある。好ましい展開にも、困った事態にも使える。
別表記
- 冗談から出た駒
誤用・混同注意
- 単に「面白い冗談」の意味ではない。冗談がきっかけで、実際の出来事や本気の話に発展した場合に用いる。
- 必ず悪い結果になるという意味ではない。思いがけない成功や、よい出来事が現実になる場合にも使える。
例文
- 飲み会で冗談半分に「一緒に店を開こう」と話していたら、本当に開業することになった。まさに冗談から駒が出るだ。
- 彼の何気ない冗談が企画として採用されたのだから、冗談から駒が出るとはこのことだ。
- 最初は冗談で結婚の話をしていた二人が婚約した。冗談から駒が出ることもある。