入れ知恵は人を悪くする
読み方
いれぢえ は ひと を わるく する意味
人に余計な知恵や方法を教え込むと、それまで思いつきもしなかった悪事や好ましくない行いをするようになる、という意味。善意の助言であっても、相手をよくない方向へ導くことがあるため、むやみに入れ知恵をしてはいけないという戒め。由来
成立した正確な出典や年代は明らかではない。「入れ知恵」は、他人に知恵・考え・方法を吹き込むことをいう語で、特に悪事の手段などを教える否定的な意味で用いられてきた。この語義をもとに、人へ余計な知恵を授ける危険を戒めることわざとして定着したと考えられる。備考
「入れ知恵」は、相手に考えや方法を吹き込むこと。現代では特に、悪事・ずるい方法・よくない考えを教える場合に使われやすい。相手の自主性を損なう不用意な助言への戒めとしても用いられる。例文
- 子どもにずる休みの方法を教えるのはやめなさい。入れ知恵は人を悪くするというからね。
- 彼が急に規則の抜け道を使い始めたのは、誰かが入れ知恵したのだろう。入れ知恵は人を悪くする。
- 後輩の不満をあおるような助言は控えよう。入れ知恵は人を悪くするということを忘れてはいけない。
類義語
- 入れ知恵は人を悪くする
- 悪知恵は身を滅ぼす
- 朱に交われば赤くなる
対義語
- 知恵は身を助ける
- 三人寄れば文殊の知恵