信仰は山をも動かす
読み方:しんこう は やま をも うごかす
意味
強い信仰心や、物事を必ず成し遂げるという揺るぎない信念があれば、山を動かすほど不可能に思える大事業や困難も実現・克服できる、という意味。宗教的な信仰に限らず、強い意志や確信のたとえとしても用いる。
由来
新約聖書に由来する表現。『マタイによる福音書』第17章20節には、からし種ほどの信仰があれば山に「ここからあそこへ移れ」と命じても移る、という趣旨のイエスの言葉がある。成立は1世紀頃とされ、日本語では聖書の翻訳・紹介を通じて定着した。
備考
本来はキリスト教の信仰の力を説く言葉。現在は宗教的な意味を離れ、強い信念・意志が困難を乗り越えるという比喩としても広く使われる。文字どおり山を動かす意味ではない。
例文
- 新薬の開発は困難の連続だったが、研究者たちの信仰は山をも動かすというほどの信念が、成功を支えた。
- 地域の人々が復興を信じて協力する姿を見ると、まさに信仰は山をも動かすと思う。
- 彼女は「信仰は山をも動かす」と自分を励まし、長年の夢だった事業に挑戦した。