仏の箔をはがす
読み方:ほとけ の はく を はがす
意味
文字どおりには、仏像の表面に施された金箔をはがすことをいう。「権威や外見上の威厳を失わせる」「ありがたく見えていたものの実態をさらす」といった比喩として文脈上は理解できるが、固有の意味が定着したことわざ・慣用句ではない。
由来
成立時期・初出・古典的な出典は確認できない。「仏像の金箔」という具体的な表現と、「箔を付ける」「化けの皮を剥がす」などの語感から、個別に作られ得る比喩表現と考えられる。
備考
定着したことわざとしては扱わない。「虚飾を暴く」なら「化けの皮を剥がす」、「名誉を傷つける」なら「顔に泥を塗る」が一般的である。
補足
- 「仏の顔に泥を塗る」や「化けの皮を剥がす」と混同し、古くから定着したことわざ・慣用句だとみなすこと。
例文
- 修復の工程では、傷んだ仏の箔をはがす前に、写真で状態を記録した。
- 作者は、偶像化された主人公の仏の箔をはがす、という比喩でその素顔を描こうとした。
- その記事を指して、支持者は指導者の仏の箔をはがすような内容だと評した。