人を見たら泥棒と思え
読み方
ひと を みたら どろぼう と おもえ意味
他人、特に見知らぬ人をむやみに信用せず、盗みやだましなどの被害に遭わないよう十分に警戒せよという意味。人をすべて悪人と決めつけるのではなく、油断や不用意な信頼を戒めることわざ。由来
由来・作者は不詳。見知らぬ他人を安易に信用しないよう戒める庶民の処世訓として成立したと考えられる。近世、すなわち江戸時代(17〜19世紀)には「人を見たら盗人と思え」などの類型が口承のことわざとして広まったとされる。備考
人間不信を勧めるというより、防犯や取引で油断するなという警句。現代では言い方が強いため、相手への不信感を露骨に示さない配慮が必要。例文
- 海外旅行では、人を見たら泥棒と思えという気持ちで、荷物から目を離さないほうがいい。
- 初対面の相手に暗証番号を教えるなんて危険だよ。人を見たら泥棒と思えと言うだろう。
- 父は商売を始める私に、人を見たら泥棒と思え、契約書は必ず確認しろと忠告した。
- ネット上では相手の顔が見えないのだから、人を見たら泥棒と思えくらいの用心深さが必要だ。
- 彼は人を見たら泥棒と思えを信条にしているので、どんな小さな取引でも証拠を残す。
類義語
- 人を見たら盗人と思え
- 用心に越したことはない
- 転ばぬ先の杖
- 石橋を叩いて渡る
- 念には念を入れよ
対義語
- 渡る世間に鬼はない
- 人を見たら善人と思え
- 疑うより信じよ