事は密なるを以て成り、語は泄るるを以て敗る
読み方:こと は みつなる を もって なり、ことば は もるる を もって やぶる
意味
物事は秘密を厳重に守ってこそ成功するが、発言や計画は外部に漏れると失敗する、という意味。重要な事柄ほど軽々しく人に話さず、情報管理を徹底すべきだという戒めである。
由来
中国・戦国時代末期の思想家、韓非(前280年頃~前233年)が著したとされる『韓非子』の「説難」にある「事以密成、語以泄敗(事は密を以て成り、語は泄を以て敗る)」に基づく。日本では漢文の警句として定着した。
備考
「泄るる」は「漏れる」の文語的な表現。「敗る」はここでは「破れる・失敗する」の意。現代では、秘密保持や情報漏えいへの戒めとして用いられる。
例文
- 新製品の発表前に情報が漏れないよう、「事は密なるを以て成り、語は泄るるを以て敗る」を徹底しよう。
- 交渉の詳細を不用意にSNSへ書き込むのは危険だ。事は密なるを以て成り、語は泄るるを以て敗るという。
- 作戦会議の内容は関係者以外に話さないでください。「事は密なるを以て成り、語は泄るるを以て敗る」ということです。