予防は治療に勝る
読み方:よぼう は ちりょう に まさる
意味
病気や事故などは、起きてから治療・対処するよりも、起きないようにあらかじめ防ぐほうが、負担や損失が少なく効果的だという意味。健康管理だけでなく、災害対策や仕事上のリスク管理にも用いる。
由来
西洋に古くからある「Prevention is better than cure.(予防は治療にまさる)」という格言に基づく日本語表現。類似するラテン語の格言「Praestat cautela quam medela(治療より用心がまさる)」は、16世紀初頭にデシデリウス・エラスムスが編んだ『アダギア(箴言集)』にも見られる。日本語としていつ定着したかは明確ではない。
備考
「勝る」はこの句では「まさる」と読む。健康・医療の文脈で特に多いが、防犯、災害対策、品質管理など、事前対策全般にも使える。より一般的に「予防は治療にまさる」と表記されることもある。
例文
- 定期健診を受けるのは、予防は治療に勝るという考え方からだ。
- 情報漏えいを防ぐには、問題が起きてから対応するより、予防は治療に勝ると心得て日頃から対策を講じるべきだ。
- 地震への備えも同じで、予防は治療に勝るのだから、非常用品を今のうちに用意しておこう。