世の中持ちつ持たれつ
読み方
よのなか もちつ もたれつ意味
人は一人だけで生きているのではなく、社会の中で互いに助けたり助けられたりして暮らしている、という意味。自分が誰かを支えることもあれば、逆に支えてもらうこともあるので、互いに協力し合う姿勢が大切だという教え。由来
「持ちつ持たれつ」は、動詞「持つ」に、動作が交互に行われることを表す古い助詞「つ」が付いた形で、「支えたり支えられたりする」という意味を表す。成立時期ははっきりしないが、近世以降の口語的表現として広まり、江戸時代後期から明治期にかけて一般化したと考えられる。備考
日常会話でもビジネスでも使えるが、利害関係を強調しすぎると打算的に聞こえることがある。感謝や協力の文脈で使うと自然。例文
- 引っ越しを手伝ってもらったので、今度は私が友人の荷造りを手伝う。世の中持ちつ持たれつだ。
- 地域の祭りは、若い人も年配の人も協力して成り立っている。まさに世の中持ちつ持たれつである。
- 取引先に無理を聞いてもらったから、こちらもできる限り協力しよう。世の中持ちつ持たれつだからね。
- 子育て中は近所の人に助けられることが多い。世の中持ちつ持たれつだと実感する。
- 困っている同僚を助けておけば、いつか自分が困ったときにも助けてもらえる。世の中持ちつ持たれつだ。
類義語
- お互い様
- 相身互い
- 世は相持ち
- 困った時はお互い様
- 情けは人の為ならず
対義語
- 弱肉強食
- 孤立無援
- 自己責任
- 人を見たら泥棒と思え