一雨ごとに暖かくなる
読み方:ひとあめ ごとに あたたかく なる
意味
春先には、雨が降るたびに気温が上がり、次第に暖かくなっていくという意味。転じて、物事が少しずつ好ましい方向へ進み、春のような明るい時期が近づく様子をいうこともある。
由来
日本で古くから用いられてきた春の季節感・気象観察に基づく言い回しである。特定の古典作品を出典とすることわざではなく、成立した正確な年代は不明。春に低気圧や前線の通過に伴って雨が降り、その後に暖気が入りやすいという体感的な経験から定着したと考えられる。
備考
主に晩冬から春にかけて使う季節のことば。実際の気温は地域や年によって変わるため、厳密な気象法則ではない。秋には対照的に「一雨ごとに寒くなる」ともいう。
別表記
- 一雨毎に暖かくなる
- ひと雨ごとに暖かくなる
例文
- 三月に入ると、一雨ごとに暖かくなるので、庭の草花も芽を出し始めた。
- 先週の冷え込みがうそのようだ。一雨ごとに暖かくなるという言葉どおり、春が近づいている。
- 今は苦しい時期でも、一雨ごとに暖かくなるように、状況は少しずつ良くなるかもしれない。
分類
類義語
対義語
- 一雨ごとに寒くなる
対比・対照ことわざ
- 一雨ごとに寒くなる
- 暑さ寒さも彼岸まで