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一人っ子は国を滅ぼす

読み方:ひとりっこ は くに を ほろぼす

意味

一人だけで育った子は、兄弟姉妹との関わりを通じて身につける協調性や忍耐力が不足し、自己中心的になりやすいので、そのような人が増えれば国の衰退につながる、という古い考えを表すことわざ。実際に一人っ子が国を滅ぼすという意味ではない。

由来

明確な初出資料や成立時期は確認されておらず、語源は不詳である。少なくとも近代以降、日本で子どもの数や家庭教育を論じる文脈で用いられてきたとされる。「兄弟姉妹のいる環境が社会性を育てる」という従来の価値観を、強い言い方で表したものと考えられる。

備考

一人っ子を一律に自己中心的だとみなす偏見につながりうる表現であり、現代では使用に注意が必要。教育学・心理学的に一般化できる内容ではない。

例文

  • 祖父は「一人っ子は国を滅ぼす」と言ったが、これは一人っ子への偏見を含む古い考え方でもある。
  • 少子化を論じる記事で、「一人っ子は国を滅ぼす」ということわざが、かつての多産を尊ぶ価値観の例として紹介されていた。
  • 兄弟がいないからといって、「一人っ子は国を滅ぼす」などと決めつけるべきではない。

類義語

対義語

このことわざに使われている漢字