よしんばの末
読み方:よしんば の すえ
意味
「万が一のことが起きた場合」「いざという時」をいう。不測の事態や最悪の場合を仮定し、その時に備えるという文脈で用いる。
由来
「よしんば」は、古くからある仮定を表す語「縦しんば」に由来し、「たとえ」「万一」を意味する。「末」は行き着くところ・極限の意で、「よしんばの末」で万一の場合、もしもの時を表す成句となった。正確な初出・成立時期は不詳だが、江戸時代に成立した上方いろはかるたの「よ」の札として知られる。
備考
上方いろはかるたの「よ」の札。現代の日常会話ではやや古風な言い方で、「万一の場合」「もしもの時」などに言い換えられることが多い。
別表記
- 縦しんばの末
- よしんばのすえ
補足
- 「末」を「最終的に」の意味と取り、「よしんばの末」を「最終的には」と解するのは誤り。全体で「万一の時」を表す。
例文
- よしんばの末に備えて、避難経路と連絡先を家族で確認しておこう。
- 交渉が決裂するよしんばの末には、別の取引先を探す必要がある。
- よしんばの末を考え、当面の生活費は別に蓄えている。
分類
類義語
- 万一の場合
- もしもの時
- いざという時