ちりも積もれば山となる
読み方:ちりも つもれば やま と なる
意味
ごく小さく目立たない物事でも、少しずつ積み重なれば、やがて山のように大きな成果や量になるという意味。貯金・勉強・努力などの継続の大切さをいうほか、小さな問題や損失が積み重なる場合にも用いる。
由来
仏教論書である『大智度論』に見られる、微細なちりでも積み重なれば山になるという趣旨が背景とされる。『大智度論』はインドで成立したとされる論書を、鳩摩羅什が中国で5世紀初め(402~406年頃)に漢訳したもの。現在の定型句として日本でいつ成立したかは明確ではない。
備考
「塵」は不要なごみだけでなく、きわめて小さいもののたとえ。金銭・知識・努力などの蓄積に用いる。江戸いろはかるたの「ち」の札としても知られる。
別表記
- 塵も積もれば山となる
例文
- 毎月千円ずつでも貯金を続ければ、塵も積もれば山となる。
- 一日五分の単語学習でも、塵も積もれば山となるという気持ちで続けよう。
- 小さな不具合を放置していると、塵も積もれば山となるで、大きな事故につながりかねない。