あずり貧乏人宝
読み方:あずかり びんぼう ひとだから
意味
「あずり貧乏人宝」は定着したことわざではなく、通常は「預かり貧乏人宝」の誤記とみられる。後者は、人から預かった物は預かる側には自由に使えず貧乏同然だが、所有者にとっては大切な宝である、という意味。預かり物を私物化せず、責任を持って扱うべきだという戒めである。
由来
対象の「あずり貧乏人宝」自体は定着した形ではない。一般には、日本の俗諺「預かり貧乏人宝(あずかりびんぼうひとだから)」の「か」が脱落した誤記と考えられる。同諺の成立時期・初出文献は不明であり、特定の古典作品を出典とするものではない。
備考
現代では使用頻度が低い古い言い回し。「人宝」は「ひとだから」と読み、ここでは他人にとっての宝物という趣旨を表す。
別表記
- 預かり貧乏人宝
- あずかりびんぼうひとだから
補足
- 「あずり貧乏人宝」は、「預かり貧乏人宝」の「か」が脱落した誤記と考えられる。
- 預かった物を自由に利用してよいという意味ではない。むしろ、他人の大切な所有物として慎重に扱うべきだという戒めである。
例文
- 祖父は他人の品を扱う際、「預かり貧乏人宝」だからといって、必ず鍵のかかる場所に保管した。
- 借りた機材を勝手に使わないのは、預かり貧乏人宝という戒めを守るためだ。
- 店主は遺失物を見せながら、「預かり貧乏人宝ですから、持ち主が現れるまで大切にします」と話した。
分類
類義語
- 預かり物は人の宝
- 預かり物は人の物