薮から棒
読み方:やぶ から ぼう
意味
何の前触れもなく、話や行動が突然始まること。また、そのように唐突であるさま。「藪から棒に+動詞」の形で、副詞的に用いることが多い。相手の話題・質問などが急で、脈絡がないと感じた場合にもいう。
由来
藪の中から前触れなく棒が突き出てくるように、突然で意外なことをたとえた表現とされる。成立した正確な時期や、特定の典拠となる文献は不明である。
備考
日常会話でよく使う、ややくだけた表現。「脈絡がないほど突然」というニュアンスがあり、相手の発言を評する場合は非難・困惑の響きを帯びることがある。「やぶへび(藪蛇)」とは別の語。
別表記
- 藪から棒に
- やぶから棒
- やぶからぼう
補足
- 「遠回しに言う」「要領を得ない」という意味ではない。
- 「藪蛇」と混同し、「余計なことをして災難を招く」という意味で使うのは誤り。
例文
- 会議の途中で、部長が藪から棒に新規事業の話を始めた。
- 藪から棒に退職すると言われても、こちらも引き継ぎの準備ができない。
- 久しぶりに会った友人から藪から棒に結婚の報告を受けて、驚いた。
分類
類義語
- いきなり
- 突然
- 出し抜け
- 寝耳に水
- 青天の霹靂
対義語
- 前もって
- あらかじめ
- 順を追って
- 段取りよく
この慣用句に使われている漢字
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