麻姑掻痒
読み方
まこ そうよう意味
物事が思いどおりに運び、非常に気持ちよく満足できること。また、相手の望みや問題点を的確にとらえ、まるで痒い所を掻いてもらうように行き届いた対応をすること。由来
中国の仙女「麻姑」にまつわる故事に由来する。東晋の葛洪『神仙伝』(4世紀ごろ)に、麻姑の爪が長く、背中が痒いときにその爪で掻いてもらえば快いだろうと人が思った話が見える。そこから、痒い所にぴたりと届く快さ・適切さを表す語となった。備考
かなり硬い表現で、日常会話より文章語・評論的な文脈で使われる。反対語として「隔靴掻痒」が特によく知られる。例文
- この解説書は初心者の疑問に一つ一つ答えていて、まさに麻姑掻痒の内容だ。
- 彼の助言はいつも要点を外さず、聞く側にとって麻姑掻痒の感がある。
- 新しい業務システムは現場の不便をよく研究して作られており、麻姑掻痒の使い心地だった。
- その秘書の手配は細部まで行き届き、上司は麻姑掻痒の対応だと感心した。
- 読者が知りたい点を先回りして示す構成で、この論文の注釈は麻姑掻痒といえる。
類義語
- 痒い所に手が届く
- 至れり尽くせり
- 意到筆随
- 適切無比
対義語
- 隔靴掻痒
- 不得要領
- 的外れ