鱗次櫛比
読み方
りんじ しっぴ意味
家屋・建物などが、魚のうろこのように次々と重なり、櫛の歯のように隙間なくびっしりと並んでいること。主に町並みや都市の建物が密集している様子を表す。由来
「鱗次」は魚の鱗のように順序よく並ぶこと、「櫛比」は櫛の歯のようにすき間なく並ぶこと。いずれも漢語表現で、中国の古典語に由来する成語とされるが、四字熟語としての成立時期や特定の初出文献は不詳。日本では漢籍由来の硬い文章語として用いられてきた。備考
文章語・硬い表現で、日常会話では「建物が密集している」「軒を連ねる」の方が自然。人や物一般より、家屋・ビルなどの並びに使うことが多い。例文
- 港町の斜面には、古い民家が鱗次櫛比している。
- 駅前の再開発地区には、高層ビルが鱗次櫛比するようになった。
- 展望台から見下ろすと、家々が鱗次櫛比して街の広がりがよく分かる。
- 狭い路地の両側に商店が鱗次櫛比し、観光客でにぎわっていた。
- かつて田園だった地域にも住宅が鱗次櫛比し、都市化の進行を感じさせる。
類義語
- 櫛比鱗次
- 軒を連ねる
- 建て込む
- 密集する
- 連甍接棟
対義語
- 疎疎落落
- 寥寥落落
- 閑散
- まばら