頭寒足熱
読み方
ずかん そくねつ意味
頭部は涼しく保ち、足元は温かくするのが健康によいという養生上の心得。転じて、頭を冷静に保ち、下半身や足元を大切にするという意味合いでも用いられる。由来
中国伝統医学・養生思想にある「上部を涼しく、下部を温めると気血の巡りが整う」という考えに基づく語。日本では江戸時代の養生書、特に貝原益軒『養生訓』(1713年)などで類似の教えが広まり、四字熟語として定着した。正確な初出年は不詳。備考
健康法・養生訓として日常的に使われる語。医学的な絶対法則ではなく、冷え対策や快適な睡眠の心得として用いられることが多い。例文
- 冬の夜は頭寒足熱を心がけ、厚い靴下を履いて眠るようにしている。
- 祖母は昔から、健康の秘訣は頭寒足熱だと言って、湯たんぽを欠かさなかった。
- 暖房を強くしすぎるより、頭寒足熱になるよう足元だけを温めたほうが快適だ。
- 受験勉強中も頭寒足熱を意識して、頭はすっきり、足元は冷やさないようにした。
- 冷え性対策として、医師から頭寒足熱の生活習慣を勧められた。
類義語
- 頭寒足暖
- 足暖頭涼
- 足温頭寒
対義語
- 頭熱足寒
- 上熱下寒
- 冷えのぼせ