順理成章
読み方
じゅんり せいしょう意味
物事が道理や筋道に従って進み、無理をしなくても自然にまとまった結果に至ること。議論・計画・文章などが論理に沿って展開し、当然の帰結として成り立つさまをいう。由来
中国・南宋の儒学者、朱熹(1130〜1200年)の文章論に由来するとされる。「文は理に順いて章を成す」、すなわち道理に従えば自然に筋の通った文章になる、という考えから生まれた語。成立時期は宋代(12世紀ごろ)とみられる。備考
日本語ではやや硬い文章語。日常会話より、論説・批評・学術的説明で使われやすい。中国語の成語としてもよく用いられる。例文
- 十分な資料を集めて論点を整理すれば、結論は順理成章に導き出せる。
- 彼の提案は市場の変化を丁寧に分析したもので、順理成章の内容だった。
- 物語の伏線が最後にすべて回収され、結末はまさに順理成章であった。
- 改革は急に押し進めるのではなく、現場の実情に合わせて順理成章に進めるべきだ。
- 研究の仮説から実験、検証、結論までが順理成章に構成されている。
類義語
- 理路整然
- 首尾一貫
- 自然成行
- 順当自然
- 筋道が立つ
対義語
- 牽強付会
- 支離滅裂
- 矛盾撞着
- 無理算段