雲集霧散
読み方
うんしゅう むさん意味
雲が集まるように多くの人や物が一時に集まり、霧が晴れるようにたちまち散り去ること。人々の集まりや勢力・組織などが、状況に応じて集まったり離れたりして長続きしないさまをいう。由来
「雲集」は雲のように群がり集まること、「霧散」は霧が消えるように散り失せることを表す漢語で、二つを対にした成語。中国古典に見える比喩的表現をもとにした語とされるが、四字成語としての成立時期や初出は未詳。日本では漢文・漢籍の受容を通じて用いられるようになった。備考
文章語的で硬い表現。人・勢力・群衆などの一時的な集合と解散を述べる際に使う。日常会話では「集まっては散る」「離合集散」の方が自然な場合も多い。例文
- 選挙の時期になると支持者は雲集霧散し、情勢次第で陣営を移っていく。
- 流行に敏感な客たちは、新店の開店日には雲集霧散して、翌週には別の話題へ移っていた。
- その反乱軍は各地の不満分子が雲集霧散しただけで、強い統率力を欠いていた。
- ネット上のコミュニティは雲集霧散しやすく、昨日までの盛り上がりが急に消えることもある。
- 利害だけで結びついた同盟は、危機が去ると雲集霧散してしまった。
類義語
- 離合集散
- 聚散離合
- 集散離合
- 雲散霧消
対義語
- 一致団結
- 結束不動
- 一枚岩