雲水行脚
読み方
うんすい あんぎゃ意味
禅僧などが、雲や水のように一か所にとどまらず、諸国を歩いて師を訪ね、修行を重ねること。転じて、目的を持って各地を巡り歩くことにもいう。由来
「雲水」は、行く雲・流れる水のように定まった住まいを持たず修行する禅僧を指す語。「行脚」は仏道修行のため諸方を歩き巡ること。禅宗が日本で広まった鎌倉時代(12〜13世紀)以降に用法が定着したと考えられるが、成語としての成立年は不詳。備考
本来は禅宗・仏教色の強い語。比喩的に使う場合も、単なる旅行ではなく、修行・探求・研鑽のニュアンスを伴う。例文
- 若い僧は師を求めて雲水行脚の旅に出た。
- 彼は全国の古寺を訪ね歩き、まるで雲水行脚のような生活を送っている。
- 雲水行脚を通じて、書物だけでは得られない教えに触れた。
- 祖父は戦後、各地の名工を訪ねる雲水行脚を続け、技を磨いた。
- この紀行文には、著者の雲水行脚で出会った人々との交流が生き生きと描かれている。
類義語
- 遍歴修行
- 遊行
- 巡錫
- 行脚修行
- 托鉢行脚
対義語
- 定住
- 安住
- 一所定住
- 閉居
- 安居