開雲見日
読み方
かいうん けんじつ意味
雲が開けて太陽が見えるように、長く続いた困難・不安・疑惑などが晴れ、明るい見通しが立つこと。迷いや苦境を抜け出して、真実や希望が見えてくる状態をいう。由来
中国の成語「開雲見日」に由来する。南朝宋の范曄が編んだ『後漢書』袁紹伝に「曠若開雲見日、何喜如之」と見えるのが典拠とされる。『後漢書』は5世紀前半(432〜445年ごろ)に成立し、漢文訓読を通じて日本にも受容された。備考
日常会話ではやや硬い表現で、文章語・スピーチ向き。「開運」と同音だが、幸運招来の意味ではなく、雲が晴れて光明が見える比喩である。例文
- 長年の研究が実を結び、原因が特定された瞬間、研究室は開雲見日の思いに包まれた。
- 資金繰りに苦しんでいた会社だが、新たな出資者が現れてようやく開雲見日となった。
- 誤解が解け、彼の無実が証明されたことで、家族にとってはまさに開雲見日だった。
- 難航していた交渉も、相手側の譲歩によって開雲見日の兆しが見えてきた。
- 受験勉強で伸び悩んでいたが、勉強法を変えてから成績が上がり、開雲見日の気分になった。
類義語
- 撥雲見日
- 雲外蒼天
- 雨過天晴
- 苦尽甘来
対義語
- 五里霧中
- 暗中模索
- 前途多難
- 暗雲低迷