開花結実
読み方
かいか けつじつ意味
花が咲いて実を結ぶこと。転じて、長い準備・努力・研究・計画などが具体的な成果や成功として現れることをいう。才能や文化、事業などが成熟して目に見える結果に至る場合にも用いられる。由来
特定の故事に由来する成語ではなく、漢語の「開花」(花が開くこと)と「結実」(実を結ぶこと)を組み合わせた表現。植物が成長して花を咲かせ、果実をつける自然の過程から、物事が発展し成果に至る比喩になった。中国古典にも同様の発想は見られるが、この四字熟語としての正確な成立年は不明。日本では近代以降の文章語・評論文で比喩的用法が広く定着したと考えられる。備考
やや文章語的で、スピーチ・評論・報告書などに向く。文字どおり植物についても使えるが、多くは努力や計画の成果をたたえる比喩表現。例文
- 十年にわたる基礎研究が、ついに新薬の開発として開花結実した。
- 若い頃からの地道な練習が開花結実し、彼女は国際大会で優勝した。
- 地域住民と行政の協力が開花結実して、駅前の再開発は大きな成功を収めた。
- この文学運動は、次の世代の作家たちの作品において開花結実したと言える。
- すぐに結果は出なかったが、改革の種は数年後に開花結実するはずだ。
類義語
- 実を結ぶ
- 成果が出る
- 努力結実
- 成功成就
- 大願成就
対義語
- 徒労無益
- 無駄骨折り
- 不首尾
- 徒花に終わる
- 失敗