開心見誠
読み方
かいしん けんせい意味
心を開いて、隠し事なく真心を相手に示すこと。相手を疑ったり取り繕ったりせず、率直で誠実な態度で接することをいう。交渉・相談・人間関係などで、本音を明かし誠意をもって向き合う姿勢を表す。由来
中国の史書『後漢書』馬援伝に見える「開心見誠、無所隠伏」に由来するとされる。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀前半ごろに編纂した史書で、後漢初期の人物・馬援が光武帝の率直で誠実な人柄を評した文脈に基づく。備考
やや硬い漢語表現で、日常会話より文章・演説・ビジネス文脈で用いられる。中国語成語としても使われ、日本語では「開誠布公」と近い意味。例文
- 社長は社員に対して開心見誠の姿勢で経営状況を説明した。
- 長年の誤解を解くには、互いに開心見誠で話し合うことが大切だ。
- 彼の開心見誠な態度に触れ、取引先もようやく信頼を寄せるようになった。
- 形式的な謝罪ではなく、開心見誠の言葉で自分の非を認めるべきだ。
- 国際交渉では駆け引きも必要だが、最終的には開心見誠の信頼関係がものをいう。
類義語
- 開誠布公
- 虚心坦懐
- 肝胆相照
- 胸襟を開く
- 腹を割る
対義語
- 面従腹背
- 爾虞我詐
- 腹蔵
- 隠し立て
- 虚偽虚飾