長生久視
読み方
ちょうせい きゅうし意味
いつまでも長く生き、長寿を保つこと。単に寿命が長いというだけでなく、道教的には養生や徳を重んじ、心身を整えて自然にかなった生を長く続けるという含みをもつ。由来
中国古典『老子』第59章の「是謂深根固柢、長生久視之道」に由来する語。「根を深くし、柢を固くする」ように徳を厚く蓄えることが、長く生き永らえる道だと説く文脈で用いられた。『老子』の成立年代は諸説あるが、おおむね戦国時代後期、紀元前4〜3世紀ごろとされる。日本には漢籍受容を通じて伝わった。備考
日常会話ではやや硬く、漢文・道教・養生思想の文脈で用いられやすい語。祝いの言葉にも使えるが、古風で格調高い響きがある。例文
- 彼は若いころから節制を心がけ、長生久視を願って毎朝散歩を欠かさない。
- 道家の思想では、無理に欲を追わず自然に従うことが長生久視の道とされた。
- 祖母の百歳の祝いで、家族全員がこれからの長生久視を祈った。
- 健康食品の宣伝文句に長生久視をうたっていても、根拠をよく確かめるべきだ。
- 長生久視を求めるなら、薬だけに頼らず、食事・睡眠・心の平穏を大切にしたい。
類義語
- 不老長寿
- 延年益寿
- 長命長寿
- 長生不老
- 長寿延命
対義語
- 短命夭折
- 夭折
- 朝生暮死
- 薄命短命