遺憾千万
読み方
いかん せんばん意味
非常に残念で、納得しがたいこと。期待や道理に反した結果・対応・発言などに対して、強い不満や惜しむ気持ちを表す。単なる「残念」より硬く、改まった場面で用いられる。由来
「遺憾」は思いどおりでなく心残りなこと、「千万」は「この上なく」「はなはだ」の意を表す漢語的な強調語。二語が結びついた成句で、特定の故事に由来するものではない。成立時期は不詳だが、近代以降の公的・文章語で広く用いられる。備考
硬い文章語・公的表現で、抗議声明や論評に多い。日常会話ではやや大げさに響くため、「とても残念」などに言い換えることが多い。例文
- 十分な説明もないまま計画が中止されたのは、遺憾千万である。
- 安全管理の不備によって事故が起きたことは、遺憾千万と言わざるを得ない。
- 相手の発言は事実に反しており、遺憾千万な内容だった。
- 長年の努力が不公正な判断で退けられたのは、まことに遺憾千万だ。
- 文化財がずさんな保存によって損なわれたことは、遺憾千万である。
類義語
- 遺憾至極
- 残念至極
- 無念千万
- 痛恨事
- 残念無念
対義語
- 満足
- 納得
- 欣喜雀躍
- 恐悦至極
- 大慶至極