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軽車熟路

読み方

けいしゃ じゅくろ

意味

軽い車で通い慣れた道を行くように、物事に熟達していて、少しも苦労せず容易に行えること。また、経験を積んでいるために、仕事や手順を迷いなく円滑に進められるさま。

由来

中国唐代の文人・韓愈の「送石処士序」(9世紀初頭ごろ)に見える表現に由来する。「軽車」は軽い車、「熟路」は通い慣れた道の意。名御者が軽い車を操って慣れた道を進むように、物事が容易で自在であることをたとえた。

備考

文章語・改まった場面で使われるやや硬い表現。単に「簡単」というより、経験や熟練に裏づけられた容易さを表す。

例文

  • 彼にこの交渉を任せれば、経験豊富なので軽車熟路でまとめてくれるだろう。
  • 十年も担当している業務だけに、彼女は軽車熟路の手際で書類を処理した。
  • ベテラン職人は、複雑な工程を軽車熟路のようにこなしていく。
  • 初めての私には難しい作業だったが、先輩にとっては軽車熟路だった。
  • 何度も同じ舞台に立っている俳優は、緊張することなく軽車熟路で演じ切った。

類義語

  • お手の物
  • 朝飯前
  • 手慣れたもの
  • 熟練
  • 老馬識途

対義語

  • 暗中模索
  • 五里霧中
  • 悪戦苦闘
  • 四苦八苦
  • 難行苦行

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