軽妙流麗
読み方
けいみょう りゅうれい意味
文章・話しぶり・演奏などが、軽やかで巧みであり、調子がなめらかで美しいこと。重々しさやぎこちなさがなく、洗練されたリズムや表現で、聞き手・読み手に心地よい印象を与えるさまをいう。由来
成立時期は未詳。特定の故事や漢籍の一節に由来する成語ではなく、「軽妙」(軽やかで巧みなこと)と「流麗」(なめらかで美しいこと)という漢語を重ねて、文体・話術・音楽などの美質を表した複合語と考えられる。近代以降の文芸批評・文章評で用例が見られる。備考
主に文章・話術・演奏などの表現を褒める語。明るく洗練された印象を伴うが、内容が軽いという批判的含みで使われることもある。例文
- 彼の随筆は軽妙流麗で、難しい題材でも最後まで楽しく読ませる。
- 司会者の軽妙流麗な語り口に、会場の緊張が少しずつほぐれていった。
- そのピアニストの演奏は技巧を誇示せず、軽妙流麗な響きで聴衆を魅了した。
- 新人作家とは思えない軽妙流麗な文体が、選考委員の高い評価を得た。
- 説明は軽妙流麗だったが、内容の正確さを欠いていた点は惜しまれる。
類義語
- 軽妙洒脱
- 流麗暢達
- 明快流麗
- 流暢洒脱
対義語
- 佶屈聱牙
- 無味乾燥
- 生硬晦渋
- 拙劣鈍重