賢愚得失
読み方
けんぐ とくしつ意味
賢いことと愚かなこと、得ることと失うこと。人の能力や判断の優劣、また物事の利害・損得・成否などをまとめていう語。多くは、人物や行為、政策などを評価・論評するときに用いる。由来
特定の故事に基づく成語ではなく、漢語の対義的な組み合わせである「賢愚」(賢いことと愚かなこと)と「得失」(得ることと失うこと、利害・損得)を並べた四字熟語。中国古典由来の語構成と考えられるが、成立時期・初出文献は未詳。備考
硬い文章語で、日常会話ではあまり使われない。人や物事を総合的に評価する文脈で用いられ、「賢愚」「得失」を別々に意識すると意味がつかみやすい。例文
- 歴史を学ぶ意義は、先人の賢愚得失から教訓を得ることにある。
- 人の賢愚得失をあげつらう前に、まず自分の言動を省みるべきだ。
- この政策については、感情論ではなく賢愚得失を冷静に検討したい。
- 彼は多くの人物伝を読み、指導者たちの賢愚得失を比較して考えた。
- 失敗した事業にも、後世が学ぶべき賢愚得失が含まれている。
類義語
- 利害得失
- 功過得失
- 是非善悪
- 是非曲直
- 賢愚利鈍