貌合神離
読み方
ぼうごう しんり意味
表面上は親しく協力しているように見えるが、内心では互いに打ち解けず、考えや気持ちが離れていること。組織・夫婦・友人・同盟関係などで、外見だけ一致していて実質的な信頼や結束がない状態をいう。由来
中国古典に由来する語。「貌」は外見・うわべ、「合」は合うこと、「神」は精神・心、「離」は離れることを表す。原型は『素書』(成立時期は不詳、一般に漢代頃ともされる)に見える「貌合心離者孤」という句とされ、外見は合っても心は離れている意から、後に「心」を「神」とする「貌合神離」の形で用いられるようになった。備考
硬い文章語・評論語として使われる。日常会話では「うわべだけ仲がよい」「心が離れている」と言う方が自然。中国語由来の色合いが強い。例文
- あの二人は会議では笑顔で同意しているが、実際には貌合神離の関係だ。
- 連立政権は発足当初から政策の方向性が食い違い、貌合神離と評された。
- 表面上は協力会社として振る舞っているものの、両社の内情は貌合神離である。
- 夫婦円満に見えても、長年の不信感から貌合神離になっている場合もある。
- チームが貌合神離のままでは、大きなプロジェクトを成功させることは難しい。
類義語
- 面従腹背
- 同床異夢
- 表裏不一致
- 貌合心離
対義語
- 肝胆相照
- 意気投合
- 一心同体
- 同心協力
- 心心相印