言語不通
読み方
げんご ふつう意味
互いに使う言葉が違う、または方言・専門用語などの差が大きいために、言葉による意思の伝達ができないこと。転じて、話しても意味や意図が相手に伝わらず、円滑なコミュニケーションが成り立たない状態もいう。由来
特定の故事や古典の一節に由来する成語ではなく、「言語(ことば・言葉による表現)」と「不通(通じないこと)」を組み合わせた漢語系の熟語。成立年・初出は不詳で、少なくとも近代以降の日本語で、外国語・方言・意思疎通の困難を表す語として用いられている。備考
やや硬い文章語。外国語だけでなく、方言・専門用語・世代差による「話が通じない」状態にも使える。「言語道断」とは意味がまったく異なる。例文
- 初めて訪れた村では方言が強く、しばらくは言語不通に近い状態だった。
- 海外出張では、通訳がいなければ取引先と完全に言語不通になってしまう。
- 専門用語ばかりで説明されたため、担当者と利用者の間に言語不通が生じた。
- 同じ日本語を話しているはずなのに、世代差のせいで言語不通のように感じることがある。
- 災害時に外国人住民が言語不通で孤立しないよう、多言語の案内を用意した。
類義語
- 言葉が通じないこと
- 意思不通
- コミュニケーション不全
- 会話不成立
対義語
- 意思疎通
- 言語疎通
- 相互理解
- 疎通自在