虎頭蛇尾
読み方
ことう だび意味
初めは虎の頭のように勢いがあり立派に見えるが、終わりは蛇の尾のように細く貧弱になること。物事の出だしだけが盛大で、結末や仕上げがふるわないさまをいう。由来
中国由来の成語。虎の頭は大きく威厳がある一方、蛇の尾は細く弱々しいことから、初めは立派で終わりが貧弱な様子をたとえた。古くは中国の禅宗文献『景徳伝灯録』(北宋、景徳元年・1004年成立)などに見える表現とされるが、正確な造語時期は不明。備考
日本語では同義の「竜頭蛇尾」のほうが一般的に用いられることが多い。「虎頭蛇尾」はやや漢文調・書き言葉寄りの表現。例文
- 新企画は発表会こそ華々しかったが、内容が詰め切れず虎頭蛇尾に終わった。
- 彼の演説は冒頭だけ迫力があり、後半は同じ話の繰り返しで虎頭蛇尾だった。
- せっかく壮大な計画を立てたのだから、虎頭蛇尾にならないよう最後まで管理しよう。
- その小説は設定は魅力的だったが、結末が急ぎ足で虎頭蛇尾の印象を受けた。
- キャンペーンは初日に大きな反響を得たものの、継続策がなく虎頭蛇尾に終わってしまった。
類義語
- 竜頭蛇尾
- 尻すぼみ
- 始めだけ威勢がよい
- 看板倒れ
- 羊頭狗肉
対義語
- 有終の美
- 有終完美
- 終始一貫
- 首尾一貫
- 初志貫徹