荒誕無稽
読み方
こうたん むけい意味
言説・考え・計画などが、現実から大きく外れていて、まったく根拠がなく、でたらめであること。信じるに足りないほど非合理で、ばかげているさまをいう。由来
「荒誕」は言うことが大げさででたらめなこと、「無稽」は根拠がないことを表す漢語。「稽」には考え合わせる意があり、「無稽」は中国古典『書経』大禹謨の「無稽之言」に由来するとされる。語全体の成立時期は特定困難だが、漢籍由来の語として日本では近世から近代以降に用例が広がったとみられる。備考
「荒唐無稽」のほうが一般的だが、「荒誕無稽」も用いられる。人そのものより、発言・説・計画・噂などを批判する文脈で使うことが多い。例文
- その陰謀論は証拠が一つもなく、荒誕無稽な話として退けられた。
- 一晩で会社の売上を百倍にするという彼の計画は、あまりに荒誕無稽だ。
- 古い伝説の中には、現代人の目には荒誕無稽に映るものもある。
- 荒誕無稽な噂を広める前に、まず事実を確認すべきだ。
- 小説として読むなら面白いが、歴史的事実としては荒誕無稽と言わざるを得ない。
類義語
- 荒唐無稽
- 奇怪千万
- 支離滅裂
- 牽強付会
- 出鱈目
- 根拠薄弱
対義語
- 理路整然
- 筋道分明
- 有根有拠
- 事実無根ではない
- 合理的