自然消滅
読み方
しぜん しょうめつ意味
物事が、特別な手続きや明確な決着を経ないまま、時間の経過や状況の変化によって自然に消えてなくなること。計画・制度・関係・流行・組織などが、誰かがはっきり終わらせなくても次第に存在しなくなる場合に使う。由来
「自然」は「おのずからそうなること」、「消滅」は「消えてなくなること」を表す漢語で、二語が結びついた近代日本語の漢語的表現。特定の故事や古典に由来する四字熟語ではなく、成立時期は未詳だが、新聞・行政・社会評論などで明治期以降に広く用いられるようになったと考えられる。備考
日常会話から報道・ビジネスまで幅広く使う。恋愛関係について使う場合は、別れを明言しないまま終わるというやや曖昧・無責任な響きを伴うことがある。例文
- その企画は担当者の異動後、正式に中止されることもなく自然消滅した。
- 学生時代のサークルは、卒業生が増えるにつれて自然消滅してしまった。
- 二人の交際は大きなけんかがあったわけではなく、連絡が減って自然消滅した。
- 一時期流行したサービスも、利用者が離れれば自然消滅することがある。
- 会議で提案された改革案は、反対意見が強く、いつの間にか自然消滅した。
類義語
- 立ち消え
- うやむや
- 雲散霧消
- 消滅
- 自然に消える
対義語
- 存続
- 継続
- 維持
- 自然発生
- 人為的継続