自己満足
読み方
じこ まんぞく意味
自分自身の行為・成果・考えなどについて、自分だけで十分だと満足すること。必ずしも他人から評価されているとは限らず、「自己満足にすぎない」のように、独り善がりで客観性を欠くという批判的な意味で使われることが多い。由来
「自己」は自分自身、「満足」は十分に満ち足りることを表す漢語で、両者を合わせた近代的な複合語。中国古典由来の成語というより、日本語の中で定着した漢語表現である。明治期以降、西洋語 self-satisfaction の訳語としても広まったと考えられるが、正確な初出年は不詳。備考
日常会話からビジネスまで使われる。中立的に「自分が満足すること」を表す場合もあるが、多くは「他者視点がない」という批判的ニュアンスを伴う。例文
- この企画は作り手の自己満足で終わらず、利用者の声を反映させる必要がある。
- 彼は自己満足のためではなく、地域の人々の役に立ちたいと思って活動している。
- 難しい言葉を並べただけの文章は、読者に伝わらなければ自己満足にすぎない。
- 趣味の作品だから、多少粗くても自己満足できればそれでいい。
- 上司に褒められたわけではないが、今日は自分なりに納得できる仕事ができて自己満足している。
類義語
- 独り善がり
- 自画自賛
- 手前味噌
- 自己陶酔
- うぬぼれ
対義語
- 自己批判
- 自己反省
- 自己否定
- 不満足
- 客観評価