自己嫌悪
読み方
じこ けんお意味
自分自身の性格・行動・考え方などを強くいやだと思い、責めたり情けなく感じたりすること。単なる反省よりも感情的な嫌悪や落ち込みが強く、自分を受け入れられない心理状態を表す。由来
「自己」は自分自身、「嫌悪」は強く嫌うことを表す漢語で、その二語を組み合わせた近代的な熟語。古典中国の成句に由来するというより、西洋心理学・倫理学などの語彙が広まった明治後期〜大正期(19世紀末〜20世紀初頭)に一般化したと考えられる。正確な初出年は不明。備考
心理状態を表す語で、日常会話から文学・評論まで使われる。謙遜ではなく、自分を強く責める否定的感情を含むため、深刻な文脈にもなりやすい。例文
- 試験前に遊んでしまった自分に、彼は深い自己嫌悪を覚えた。
- 感情的に部下を叱ってしまい、帰宅後に自己嫌悪に陥った。
- 失敗を反省するのは大切だが、自己嫌悪ばかりでは前に進めない。
- 彼女は日記に、最近の自己嫌悪と不安を正直に書きつづった。
- 友人に励まされて、彼は少しずつ自己嫌悪から抜け出していった。
類義語
- 自己否定
- 自責の念
- 自罰感情
- 自嘲
- 自分嫌い
対義語
- 自己肯定
- 自己受容
- 自尊自重
- 自尊心